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就労継続支援A型とB型、何が違う?自分に合った選び方

記事公開日

2026.7.14

最終更新日

2026.7.14

「就労継続支援を利用したい。でもA型とB型、どっちを選べばいいの?」

この疑問は、支援を検討し始めたばかりの方がほぼ必ず感じる壁です。この記事では、A型・B型の制度上の違いから「自分に合った選び方」の視点まで、わかりやすく整理してお伝えします。

就労継続支援A型とB型の一番大きな違いは何ですか?

A型とB型の最大の違いは、雇用契約を結ぶかどうかです。

A型は事業所と雇用契約を結び、最低賃金以上の給与が支払われます。いわば「障害のある方向けのパート・アルバイト」のようなイメージです。一方B型は雇用契約を結ばず、作業に応じた工賃(作業報酬)が支払われます。工賃の全国平均は月1〜2万円台が多く、A型の給与よりも低い傾向にあります。

「給与をもらえるA型のほうがいい」と思いがちですが、A型は一定の就労能力と体調の安定が求められるため、B型のほうが自分に合っている方も多くいます。どちらが優劣ということはなく、その方の今の状態に合っているかどうかが大切です。

就労継続支援A型はどんな人に向いていますか?

A型は、「体調がある程度安定していて、定期的に通所しながら給与を得て働く経験を積みたい」という方に向いています。

雇用契約を結ぶため、週の勤務日数や1日の勤務時間をあらかじめ決めて働きます。一般就労に近い感覚で、ビジネスマナーや仕事のリズムを身につけながら収入を得られます。将来的に「一般就労も視野に入れたいけれど、今は支援のある環境で働きたい」という方にも選ばれています。

てとてのA型施設(TeToTe)では、福岡市内での就労経験を積みながら、スタッフと一緒に自分のペースを整えていく環境をつくっています。

就労継続支援B型はどんな人に向いていますか?

B型は、「体調の波があって規則的な勤務が難しい」「まず通所することに慣れるところから始めたい」という方に向いています。

雇用契約がないため、体調に合わせて通所日数を柔軟に調整できます。「週1日から始めて、少しずつ増やす」という使い方も一般的です。作業内容も軽作業・手工芸・農作業・販売補助など多様で、自分の得意なことや興味のある活動から始めやすいのが特徴です。

てとてのB型施設(ENOWA・tasai)では、利用者一人ひとりのペースを大切にしながら、「通い続けられる場所」を目指した支援を行っています。

A型とB型、収入はどれくらい違いますか?

A型の平均月収は約8〜10万円前後(勤務時間・事業所によって異なります)、B型の平均月工賃は全国平均で約1.5〜2万円台です。

A型は最低賃金が保障されているため収入の安定感がありますが、その分、一定の出勤安定が求められます。B型は工賃が低い分、体調に波があっても無理なく続けられます。「今はとにかく通い続けることが目標」という段階では、B型のほうが長く継続しやすいという側面もあります。

収入だけで選ぶのではなく、「今の自分の状態で無理なく続けられるか」を基準に選ぶことが大切です。

A型かB型か、どうやって決めればいいですか?

A型かB型かを決める際には、就労選択支援のアセスメントを活用するのがおすすめです。

就労選択支援とは、2024年に制度化された新しいサービスで、自分の就労能力・体調・希望を専門家と一緒に整理して「どのサービスが合っているか」を見極める支援です。A型かB型かで迷っている場合も、このアセスメントを受けることで客観的な視点が得られます。

迷ったときは「どちらが正解か」を一人で考えすぎず、まず支援機関や事業所に相談することをおすすめします。てとてでも、見学時に「どちらが合いそうか」を一緒に考えるご相談を随時お受けしています。

ご相談はこちらから→

📎 あわせて読む:就労選択支援とは?就労移行・A型・B型を利用する前に知っておくこと

A型からB型、またはB型からA型に変更できますか?

はい、変更できます。状態の変化に応じて切り替えることは珍しくありません。

たとえば「B型で通所に慣れてきたのでA型にステップアップしたい」「A型を利用していたが体調を崩したのでB型に切り替えたい」といったケースはよくあります。変更には市区町村への申請と受給者証の更新が必要になりますが、手続きは支援員がサポートします。今の状態に合ったサービスを柔軟に選び直せることも、就労継続支援の制度的な強みのひとつです。

就労継続支援に関するよくある質問

A型もB型も、障害者手帳がないと利用できませんか?

手帳がなくても利用できる場合があります。医師の診断書があれば、市区町村の判断によって受給者証が交付されるケースがあります。まずはお住まいの市区町村の障害福祉窓口またはてとてにご相談ください。

A型・B型の利用期間に上限はありますか?

就労継続支援(A型・B型)には原則として利用期間の上限はありません。就労移行支援(原則2年)とは異なり、本人の希望が続く限り利用できます。

就労継続支援を利用しながら、他の活動はできますか?

利用中に他の活動をすることは可能ですが、雇用契約のあるA型では副業・兼業の取り扱いが事業所ごとに異なる場合があります。詳しくは事業所のスタッフにご確認ください。

A型・B型の見学はできますか?

はい、多くの事業所で、A型・B型ともに見学を随時受け付けています。「どちらが合うかわからない」という段階でも歓迎しています。

まずはてとてに相談してください

「A型かB型か、まだ決められていない」という段階で大丈夫です。てとてではA型・B型の両方の施設を運営しており、見学を通じて実際の雰囲気を比べながら一緒に考えていくことができます。「まずは話を聞いてみたい」というお問い合わせも歓迎しています。

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