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就労継続支援B型の工賃はいくらぐらい?全国平均と福岡市の相場をわかりやすく解説
記事公開日
2026.8.21
最終更新日
2026.8.21

「就労継続支援B型の工賃はいくらもらえるの?」——B型の利用を検討し始めると、多くの方がまず気になるのがこの疑問です。工賃は雇用契約に基づく給料とは仕組みが異なり、事業所によって金額にも差があります。この記事では、工賃の仕組みから福岡市の相場データ、A型との違い、利用料とのバランスまで、公的データをもとにわかりやすく解説します。
就労継続支援B型の「工賃」とは何ですか?
工賃とは、就労継続支援B型事業所で作業に取り組んだ対価として、事業所から利用者に支払われるお金のことです。雇用契約を結ぶA型の「給料」とは異なり、B型は雇用契約を結ばないため、労働基準法上の最低賃金の対象にはなりません。工賃の原資は、軽作業・清掃・食品加工・データ入力などの受注収入から経費を引いた利益にあたり、受注量や作業時間によって金額が変わります。てとて(ENOWA)でも、利用者一人ひとりの得意な作業を見つけながら、無理のないペースで工賃につながる作業に取り組める環境を整えています。

就労継続支援B型の工賃は全国平均でいくらですか?
全国平均の工賃(月額)は23,053円です(令和5年度)(出典:福岡県庁「福岡県における工賃(賃金)実績報告額について」)。前年度(17,031円)から増えていますが、これは令和6年度の報酬改定で算定方法(分母の取り方)が変更されたためで、利用者一人ひとりの受取額が急に倍増したわけではありません。全国平均はあくまで目安で、事業所ごとの受注状況によって工賃額には幅があります。次に、福岡市の実際のデータを見ていきましょう。
福岡市の就労継続支援B型の工賃相場はどのくらいですか?

福岡市内のB型事業所の令和5年度平均工賃は月額約20,309円、中央値は約19,946円です(出典:福岡県庁「福岡県における工賃(賃金)実績報告額について」)。事業所ごとの差は大きく、最小値5,198円〜最大値53,989円まで幅があります。福岡県は事業所ごとに「工賃向上計画」の作成を求めており、計画的な工賃アップの取り組みも進んでいます(出典:福岡県庁「工賃向上計画(令和6年度以降)の作成について」)。ちなみに、てとて(ENOWA)の令和7年度の平均工賃は月額26,329円で、福岡市平均を上回る水準です(自社実績。集計年度は異なります)。実際の作業内容や工賃の決まり方は見学時に詳しくご説明していますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
なぜ工賃は最低賃金より低いのですか?
はい、B型の工賃は最低賃金の適用対象外です。B型は「雇用契約」ではなく「福祉サービスの利用」という位置づけのため、労働基準法の最低賃金規定が適用されません。その分、体調や特性に応じて短時間・少ない日数から始められる自由度の高さがあります。工賃は「事業所の作業収入から経費を引いた利益」から支払われるため、金額が労働時間に単純比例しない場合もあります。B型を検討する際は、工賃を主な収入源としてではなく、生活リズムを整え作業スキルを積む場として捉えることが大切です。
工賃はどうやって決まりますか?高くする方法はありますか?
工賃額は、各事業所が受注する作業の単価と、利用者一人ひとりの作業時間・作業量をもとに事業所内の規定で決められます。多くの事業所は時給換算に近い形で単価を設定し、実際の作業時間や個数に応じて月ごとに計算します。事業所への報酬も前年度の平均工賃実績に応じて区分される仕組みがあり、工賃向上に取り組む事業所ほど評価される制度設計です。利用者側は、得意な作業の習熟度を上げたり、対応できる作業の幅を広げたりすることが工賃アップにつながりやすいと言われています。てとて(ENOWA)でも、利用者の得意分野を活かした作業配分や受注先の開拓に取り組み、工賃向上を目指しています。
B型を利用すると、逆に利用料がかかりますか?
はい、B型は障害福祉サービスのため、原則として利用料(自己負担)が発生します。ただし負担額は世帯の所得に応じた「負担上限月額」の範囲内に収まり、上限を超えて請求されることはありません。厚労省の公表データでは、利用者の約91.6%が負担上限月額0円となっており、多くの方が無料・低額で利用しています(出典:福岡市「障害者総合支援法によるサービス一覧」)。福岡市では独自の軽減措置として、一定の所得水準を超える世帯の負担上限額をさらに引き下げる取り組みも行っています。正確な金額は世帯構成や所得によって異なるため、福岡市の障害福祉担当窓口までお問い合わせください。
就労継続支援A型の給料とはどう違いますか?
就労継続支援A型とB型の最大の違いは、雇用契約の有無です。A型は雇用契約を結ぶため最低賃金以上の「給料」が保証されますが、B型は雇用契約を結ばず、作業への対価としての「工賃」が支払われます。金額もA型は月額数万円〜十数万円規模が一般的なのに対し、B型は福岡市平均で月額2万円前後です。働き方の自由度にも差があり、A型は一定の勤務日数・時間が求められる一方、B型は体調に合わせて短時間・週数日から通所できます。てとてでは、A型(TeToTe)とB型(ENOWA・tasai)を同一法人内で運営しているため、ご自身の状態に合わせてどちらが合うか一緒に検討できます。
工賃だけで生活していくことはできますか?
いいえ、B型の工賃だけで生活費のすべてを賄うのは一般的に難しいのが実情です。福岡市の平均工賃が月額2万円前後であることを踏まえると、家賃や生活費をすべてまかなうのは現実的ではありません。多くの方は、障害基礎年金や障害厚生年金、生活保護などの他制度と工賃を組み合わせて生活設計をしています。年金や手当の受給要件・金額は個人差が大きいため、詳細は年金事務所や市区町村の障害福祉窓口、相談支援専門員へお問い合わせください。てとてでは、利用開始前の相談段階で生活面の不安も一緒に整理しています。
福岡市に関するよくある質問
B型の工賃は毎月同じ金額がもらえますか?
いいえ、工賃は作業への対価のため、その月の作業時間や作業量によって金額が変動します。体調に合わせて通所日数を調整すれば、その分工賃も変わります。
工賃が高い事業所を選んだ方がいいですか?
工賃額は事業所選びの判断材料の一つですが、それだけで選ぶのはおすすめしません。作業内容の適性や通いやすさ、スタッフのサポート体制なども含めて総合的に判断しましょう。
B型からA型や一般就労にステップアップすることはできますか?
はい、可能です。B型で作業に慣れ体調が安定してきた段階で、A型や就労移行支援に切り替える方も多くいます。てとてでは法人内でA型・B型・就労移行支援を運営しているため、状態に応じて相談しながらステップアップできます。
工賃は税金や社会保険の対象になりますか?
工賃の金額や個人の所得状況によって取り扱いが異なるため、一概にはお答えできません。詳細は税務署や市区町村の税務担当窓口へお問い合わせください。
福岡市でB型事業所を探すにはどうすればいいですか?
福岡市の障害福祉担当窓口や相談支援事業所への相談のほか、事業所に直接問い合わせて見学を申し込む方法があります。てとて(ENOWA)でも随時見学を受け付けています。
収入とスキルアップ、両方を見据えて選ぶなら”てとて”
てとて(ENOWA)の令和7年度の平均工賃は月額26,329円です。工賃の仕組みや金額は、実際に事業所を見学して確認するのが一番です。気になることは何でもお気軽にご相談ください。福岡市で就労継続支援B型・A型・就労移行支援を運営するてとてが、あなたのペースに合わせた一歩を一緒に考えます。
参考・出典
※本記事内の制度・数値情報は執筆時点(2026年8月)のものです。制度は改定される場合があるため、最新情報は必ず公的機関の発表・各窓口にてご確認ください。
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※本記事内の制度・数値情報は執筆時点(記事公開日時点)のものです。制度は改定される場合があるため、最新情報は必ず公的機関の発表・各窓口にてご確認ください。
